個展・各種展覧会 1
個展・各種展覧会 1
無所属作家だった田染幸雄が
その作品を、どのような形で発表してきていたのか
少しずつ紹介してまいります。
1953年4月(昭和28年・23歳)、
郷里徳山で、グループ展(暖流会)に出品しておりました。
会員数は10名だったようですが、この時の出品者は7名でした。
上京(1957年、27歳)後は、挿絵の仕事をするかたわら油絵を描き
時折、渋谷や新宿の画廊を借り、友人達と
2人展、3人展などを開き作品を発表しております。

その後、“ 洋画壇新鋭作家展 ” に出品しています。
1971年(昭和46年)12月9日~15日 大丸東京店・美術部画廊


また、「評論家が選ぶ有望作家」という項目の中で
“ 小樽風景 ” が紹介されておりました。
(雑誌のページの切抜きのみ・雑誌の名称・年月日不明)


1971年~73年には、池袋の「西武デパート」で
「 輝展 」と「 海と山と空展 」が開催されており
そのカタログが残されておりましたので、ここに紹介いたします。
第1回 輝展(6名によるグループ展)
1971年6月25日~30日 会場:西武百貨店( 池袋 )

上部右端にあるのが田染幸雄の作品です

雪の道(20F) 雪のロッジ(10F) 川辺の風景(6F) 道(6F)
風景(8F)
第2回 輝展(6名によるグループ展)
1972年7月7日~13 会場:西武百貨店( 池袋 )


波 (6F) 夕暮れ(8F)
灯台(6M)
第1回 海と山と空展(出品者24名)
1972年2月18日~23日 会場:西武百貨店( 池袋 )

田染の作品は左から3番目、それを拡大したのが下記の写真です。

第2回 海と山と空展(出品者23名)
1973年2月9日~14日 会場:西武百貨店( 池袋 )

「 形真展 」、「 洋画商展 」などについても
項をあらためて紹介してまいります。