1970年代の初め頃何度か北海道を旅していますが、
その後はずっとご無沙汰していたようです。
それが、青函連絡船が運航されなくなるというニュースにふれ
最後にもう一度、船で北海道に渡っておきたいという思いに駆られ出かけたのが
1988年の1月はじめの事でした。
この時は、船に乗るのが主目的でしたので、
1月の初めという季節的なこともあり、函館に何泊かしただけ。
その間、大沼公園まで足を延ばした程度の旅でした。
人影もない大沼ぶちで、山にかかる雲の晴れ間を待つものの
その甲斐もなく、人の姿を見て集まってくる白鳥たちと
暫し遊んだことが、楽しき思い出として長らく心に残っていたようです。

初めて北海道へ行ったのは1972年、
その時、この連絡船の絵を描いたようです。

