初めて開田高原を訪れたのは、1988年10月末だったようです。
当時のメモ帳から抜粋してみました。
木曽福島の駅前からバスに乗る。
予定の西野を通り過ぎ、終点日和田高原下車。
この地点、御嶽山を眺望でき、
絶好の風景との出会いがありよかった。
木曽福島行きのバスに乗り、西野下車。
この辺り一帯が、開田高原。
宿泊予定にしていた「山下本家」では体調不良とかで断られ、
「やまかの湯」泊。
山下本家は120年ほど経ているとか、
広い居間に囲炉裏のある様は壮観だった。
いろいろ行き違いはあったものの
人々との素朴な出会いは、風景にもまして心が和む。
翌日、御嶽山がよく見えると教えられて向かいの丘に向かう。
川を渡った辺りに、旧飛騨街道があった。
予想外の絶景に、時間も忘れてしまった。
いい香りにさそわれて、ひまわりバス停前の店に立ち寄る。
何分後かに、クッキーが焼けるとか・・
バスの時間との兼ね合い・・お金を払い、バス停に戻る。
さて、品物の到達か、返金か・・
幸い、クッキーの土産ができた。
1988年10月の末再度木曽福島へ。
天候は曇りがちだったが、
木曽福島から御嶽・田の原行のバスに乗車。
車窓からの眺めは、黄葉・・いろは坂から眺望できる
中央アルプスの景観は素晴らしかった。
海抜2,200㍍の田の原からの眺望・・
御嶽山の側面の一部が眼前にあり、目を覆う。
あまりにも山に肉薄しすぎたようだ。
帰路、たかの湯前で下車、渓流、黄・紅葉は見事だ。
大又川にかかっている橋は胡桃沢橋(くんざわばし)、
近くで首領饅頭などを求めた。
1989年 1月2日にも、木曽福島に出かけています。
旅行メモを抜粋してみました。
バス、タクシーを利用して木曽駒高原界隈を歩く。
翌3日、早く目覚めこたつ、石油ストーブをつける。
寒さは格別だ。
木曽福島から各停で南木曽(なぎそ)へ、
ここからバスで馬籠まで。
馬籠の宿場街を歩く。恵那山の頂上は雲が垂れて絵にならず。
バスで妻籠に戻り、ゆっくり散策。
昔の宿場の家々は感動的だった。
4日 木曽福島駅前から木曽福島スキー場ゆきのバスに乗車。
スキーをしている人をぼっと眺める時間・・
風少々、身を指す冷たさだ。
長いトンネルを次のバス停まで歩き西野行きバスに乗る。
前に宿泊したことのある「やまかの湯」前下車。
本命の御嶽山は雪雲に殆ど隠れてしまい、雪模様になってきた。
十数分後には雪が降り始め、冷たく寒い中を散策し
結果、木曽福島に戻ることにした。
この後、大原行きのバスで水車屋前下車、木曽駒を取材。
この時は、1週間ほど滞在していた様子です。