田染が、友人達と三方湖に出かけたのは1973年の3月
親睦を兼ねてのデッサン会でした。
この時の旅では、小川の風景が描かれています。


現地では、各自各々に付近を探索、制作に入る。
風冷たし。
快晴に恵まれるも、わが行程に不手際あり、
取材に関しては無意味だった。
このように田染は書き残しております。
推測にすぎませんが、当時各地に出かけ民家を描いておりますので
三方湖への旅でも、民家を描くことが主目的だったのかもしれません。
歩いても歩いても、期待に沿うような風景にはなかなか廻りあえない・・
そんな気持ちでいたのかもしれません。
民家のデッサンが1点ありましたので
ブログ 田染幸雄のデッサン(17)に掲載いたしました。