
中央線の上野原からバスで三二山(さにやま)まで入り
鶴川渓谷沿いを歩いたのは
新宿に引っ越してから間もなくの1978年ごろのことでした。
” 思いがけなくも、描きたいと思える流れに出あえ、わくわくした”
と話していたのを憶えています。
1979・4・30 のメモ
山梨県鶴川渓谷の西原の辺を歩いてきた。
はじめは傘をさして歩いたが、以後晴れて
雨上がりの晴天に萌える新緑は素晴らしかった。
その後も、地の利の良さもあって、季節を変えたびたび出かけ
多くの絵を描いています。









上野原駅からはバス、或いはタクシーを利用して
長寿の村として有名な棡原(ゆずりはら)の先を左に折れ
初土(はど)町、さらには西原(さいはら)の先の
鶴川の支流も描いておりましたが
いつごろのことだったか、はっきり憶えてはいないのですが
” 護岸工事がはじまって、土砂が積み重ねられていた・・”
そしてぷっつりと、上野原への足は止まってしまいました。