引っ越して間もなく、野菜などを作るつもりで小さな畑を借りたのですが
紆余曲折を経て、いつしか畑は花畑に姿を変えておりました。
向日葵、コスモス、友禅菊、バラ、牡丹なども植え
それらの花々を、彼は喜んで描いていました。
農薬も使わず、剪定も無し、葉っぱが虫に食われたり
その、自然のままの姿に描きがいを感じるらしく
“今日の収穫!”と言って花々を持ち帰ると、大喜びしたものです。

鉢植えで買ったばらを、畑に植え替えてみました。
ばらは、息を吹き返したように次々美しい花を咲かせてくれました。






植木鉢で咲きました。フランス・アルザス地方の街リックウィル(Riquewihr)で
こんな色のゼラニウムの花を見たと懐かしそうでした。
アルザスの旅の思い出をブログに書きました
そしてこの壺も、
マント・ラ・ジョリの小さな店で彼が気に入って買ったものです。
Mantes la Jolieはモネの庭園で有名なジヴェルニー近くの古い街で
セーヌ川沿いにあります




















畑の廃止が決まったとき
友禅菊やラベンダー、牡丹などを
植木鉢に移せるだけ移してベランダに置きましたが
次第に元気をなくし、枯れてしまいました。