田染幸雄のエッセイ 9 ブログ「個展・各種展覧会 6」の中ですでに紹介しているエッセイですが、1975・1・22~2・1 飯田画廊・第2回個展の際に発行された小画集の写真をそのまま掲載いたしましたので読みづらいため、再度 …
想い出の記
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田染幸雄のエッセイ の記事一覧
田染幸雄のエッセイ 8
田染幸雄のエッセイ 8 今回紹介する田染幸雄のエッセイ「 道 」は、昭和52年に発行された「 ニッサングラフ 11 」に 掲載されていたものです。 道…それは私がいままで絵筆に託した探索のテーマで、これからもこの “ 道 …
田染幸雄のエッセイ 7
田染幸雄のエッセイ 7 郷里・思い出 私の育った徳山は、もと毛利藩の城下町で昔から良い港があり、陸上海上交通の要であった。戦前、海軍燃料廠やそれに関連した工場が設置され、現在は出光興産を中心とした大規模な石油コンビナート …
田染幸雄のエッセイ 6
田染幸雄のエッセイ 6 フランスへ 昭和52年4月と53年11月に友人とパリに行った。主に美術館巡りの旅であったが、友人が帰国後すばやく個展で成果を披露しており、私の不器用さを証明してしまった。くやしいから・・ではなく、 …
田染幸雄のエッセイ 5
東北・群馬の旅 ― 民家を訪ねて 田染幸雄のエッセイ 5 形真展や個展で、雪景や道を多く描いているうちに徳山にいた頃さかんに描いた建物を描きたくなってきた。 昭和50年 4月 岩手県・早池峰、大泊、雫石、小岩井 …
田染幸雄のエッセイ 4
田染幸雄のエッセイ 4 海を訪ねて 海も、一瞬として同じ相を残さないものの一つであろう。波は繰り返されるがけして同じものではなく、渚の砂・砂の上の跡も、自然の複合的結果で様々な相を見せてくれるのである。 〔注〕昭和50 …
田染幸雄のエッセイ 3
田染幸雄のエッセイ 3 「 田染幸雄のエッセイ 2 」に続き 今回は「 甲州・信州の旅 2 」を紹介いたします。 (1987年発行「田染幸雄画集」から) 甲州・信州の旅 (2) 八ヶ岳の東側、小淵沢から小諸にかけての小海 …
田染幸雄のエッセイ 2
田染幸雄のエッセイ 2 「田染幸雄のエッセイ 1」に続き 今回は「甲州・信州の旅」を紹介いたします。 (1987年発行「田染幸雄画集」から) 甲州・信州の旅 (1) 「 道を描く画家 」と紹介されるようになり、山梨、長野 …
田染幸雄のエッセイ 1
田染幸雄のエッセイ 1 1987に発行された「田染幸雄画集」の中から「 田染幸雄のエッセイ 」を、少しずつ紹介していきたいと思います。 建物から道へ 27年に上京して以来、講談社からのイラストレーションやレタリングの仕事 …